ふるふる図書館


第五部

登場人物紹介(五)

No.28 柳田誓子(やなぎだ・せいこ)
中学三年。幼いころに知世に出会い、想いを寄せる。内面も外見も男の子寄り。基本的に女の子にしか恋をしない。知世のあこがれの人物。

No.29 栗本峻音(くりもと・たかね)
中学二年。七瀬家の近隣に住む。誓子のいとこ。知世に雰囲気が似ているため、菜月がデザインする服飾ブランドのモデルにスカウトされる。屈託のない女の子。

No.30 妹尾司(せのお・つかさ)
桜花高校二年。写真部。新聞部に資料を提供している。見返り次第でどんな撮影仕事も請け負い完璧になしとげる。知世の隠し撮り写真でこづかいを荒稼ぎしていたもよう。

No.31 綾小路夫人
真琴の後妻。那臣と史緒の母。女手ひとつで息子を育てた。物事にこだわらないさっぱりした気性。

No.32 映画監督
瑞樹が出演した映画の監督。アメリカ人。瑞樹の才能に惚れ、日本まで追ってくるほどの入れこみよう。

No.33 飛鳥夫人
瑞樹の母。家に縛られる窮屈さに耐えかね、息子を連れて渡米。息子が病んだことで自責の念を抱く。

No.34 綾小路君
真琴と栞の息子。桜花高校演劇部。高校卒業後事故死。さんざんいびったことにより、異母弟・玲のひととなりを一変させる。この人物なしではこの物語も成立しなかったに違いなく、「総天然色桜少年」のいちばんの功労者かもしれない(でも名なし)。

20050621
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